のほほんさんで紹介されているバンドソーによる丸棒製作を真似して
バンドソー用丸棒加工治具を端材で作ってみました。
贅沢に(上から)径15mm、径6mm、径9mmの3種の丸棒加工が可能。
左から
・市販品径15mmヒバ材丸棒
・テーブルソー用丸棒加工治具による径15mmSPF材丸棒(後述)
・バンドソー用丸棒加工治具による径15mmSPF材丸棒
・バンドソー用丸棒加工治具による径9mmSPF材丸棒
・バンドソー用丸棒加工治具による径6mm杉材丸棒
特に6mm丸棒は店での販売も見かけないので
作れるようになったことの意義は大きくダボや木栓など様々な形で
便利に使えそうです。
(※ホムセンなどでも径5mmの次のサイズの丸棒が9mmだったり
6mm丸棒はなかなか見かけません。)
電動ドリルドライバーとの組み合わせでとても素早く仕上がりますが
ひだおさん引き割りブレードのアサリの深さが災いしてか
若干ナイフマークの深さが気になるところ。
切れ味、切り口の綺麗さにおいては
テーブルソー(チップソー)に分があることから
テーブルソーで丸棒加工できないか試してみました。
↑テーブルソー用簡易丸棒加工治具
作りに関しては見たまんまで
径15mm穴の端に丸ノコ刃が来るようにしてあり
治具自体がズレないよ、う両端をクランプで固定した簡単なもの。
20x20mmサイズに調整しておいたSPF角材の中心に下穴をあけて
頭の方をチャックで噛んだ5mmボルトで電動ドリルドライバー側と接続。
根元まで接続すれば割りと揺れません。
削り終わり、ドリルドライバーに繋いだ状態のまま
紙やすりで表面調整して完成した径15mmSPF材丸棒。
バンドソーのようなナイフマークは殆どありません。
径15mm穴を通してるのにも関わらず若干大きめになるのは
丸穴端よりコンマ3mmほど離した位置にノコ刃が来るようにしている為。
0.3mm分大きい状態で15mm穴を通過していくので
バリを剥がしながらキツさで時折キィキィ鳴きます。
この若干大きいことが15mm穴に差し込むには都合よく
丁度良いキツさで接続口に隙間を生みません。
同じ木材同士による木栓加工などにも使えます。
動画作ってみました。